山田眼科医院

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目の健康

▼こんな症状が出たら早めの診療が肝心です

ものもらい

当院では年間を通して霰粒腫、麦粒腫などいわゆる‘ものもらい‘といわれるまぶたの病気の方が大変多くいらっしゃいます。まつげの生え際近くにあるツアイス腺、マイボーム腺といったあぶらの出る腺にばい菌が感染してまぶたが赤く腫れますが、早期に点眼薬や軟膏をつけると症状が長引かずに軽くすむことが多いようです。また自然にはれがひいた後再度症状が出た場合は治りにくいことが多いですので、いずれにしても早めの治療をおすすめします。

ドライアイ

オフィスや家庭で今やVDT作業をしない日はないくらい私たちは日常的にパソコンの画面を見ています。またスマートフォンの普及で屋内外を問わず細かな文字を見続けている若い人たちも目立ちます。VDT作業に集中すると長く画面を見つめるので、まばたきの回数が少なくなり、涙の分泌量も少なくなるといわれています。そうした乾燥した状況で角膜(黒目)は多くの細かいキズをつくり、結膜(白目)はキズとともに血管が太く目立ってきますので、最近目の充血がとれないと訴えてくる方の多くにドライアイが見られます。目はかなり辛そうで、薬局で目薬を買ってさす前に一度は眼科で目の状態をよく調べ賢く治すべきでしょう。最近では涙点プラグといった涙を眼内に留めやすくする治療もおこなわれています。

緑内障

40~50歳代の方の緑内障も人間ドックや健診などで見つかることが多くなってきました。 現在日本での失明原因の第一位で、40歳以上の20人に一人が緑内障にかかっているという報告が出ています。初期から中期までの緑内障は自覚症状がほとんどありません。視野が徐々に欠けてしまい気が付いた時にはかなり進行している場合も多くみられます。以前から近視なので見えないのは当たり前?などど思っている方もその年代になったら健診のつもりで眼科診察を受けましょう。最近では眼底三次元画像解析(OCT)による眼底撮影により、より早期の緑内障発見が可能になってきました。従来の眼底カメラや視野検査と合わせておこなっていくことで診断、治療ともに解りやすくなってきています。

さかまつげ

これは何といっても高齢者の方に圧倒的に多く見られます。まぶたに数本のさかまつげがあるだけでうっとおしく目のふちが赤くなったり痛んだり目ヤニで見えにくくなります。先の細い特殊なピンセットで抜くことになりますが、また生えてきてしまいます。まつ毛の根本を弱い電流で焼いておくと再発しにくくその後が楽になる場合も多いので、電気分解という方法で完治させることも可能です。もし周りにそんな症状の方がいたらご紹介下さい。

飛蚊症(ひぶんしょう)

目の前に黒い(または半透明な)糸状のものが浮いて見える、これを眼科では飛蚊症と言っています。日々の診療で訴えの多い病状です。何日の何時頃からとはっきり覚えている方は必ず眼科で散瞳して眼底検査を受けて下さい。またいつ頃からあったかははっきりしないけど、という方も目の中の網膜や硝子体という部分に変化が起きている場合が多いですので、網膜剥離などをきたさないか検査が必要です。なお散瞳検査を受ける場合はその後数時間細かな文字などがみえにくくなります。

網膜黄斑部疾患

最近増加している目の疾患に加齢黄班変性症があります。網膜の黄斑部に異常な血管が生じ物がゆがんで見えたり視野の真ん中が暗く見えなくなったりする病気です。またもう少し症状の軽い黄斑上膜(前膜)という病態もあります。先に書いた眼底三次元画像解析により早期に発見できるようになりましたので、やはり早めの健診が大切です。

コンタクトレンズによる巨大乳頭性結膜炎

コンタクトレンズの使用経験が長くなると、つい無理をしてつけてしまうことがあります。目が乾いて見えにくい、つけているとゴロゴロする、つけたまま眠ってしまったなどが続くとコンタクトレンズによる眼障害がおきます。眼科で角膜炎(黒目のキズ)や上記の診断を受けたら余程注意しなければいけません。また最近はカラーコンタクトの装用者が大変増えているようで、度なしのカラーコンタクトレンズを気軽につける方も多いと思います。コンタクトレンズはどんな素材のものでも目にとっては異物ですが、特に着色してある部分についてはその安全性に問題があるレンズも多くあります。装用には時間を守り決められたケアを続けて快適なコンタクトライフを送りたいものです。

結膜下出血

白目の一部もしくは全部が血が出たように赤くなった状態のことを言います。原因が特定できることもありますが、解らないことのほうが多いようです。ただこの症状の方にしばしば一過性に眼圧が高くなっているケースを見るので、血流の一時的な滞りがあるように私は考えています。いずれにしてもちょっと気になりますので一度は眼科で診察を受けたほうが良いでしょう。

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